聖隷労働組合とは?

1960年に結成された医療福祉の労働組合としては長い歴史のある企業別労働組合です。
結成した理由は職員数の増加と共に現場と経営者の意思疎通が乏しくなり、お互いに話し合いの機会をもち、労使で今後の展望などについて話し合いを持つことが目的でした。
現在の聖隷福祉事業団は1都8県におよび職員数も1万5千人を超える組織となりました。
労働組合も各支部をもち、中央執行委員を中心とした組織体制を構築してきました。

労働組合の重要性

労働組合は立場の弱い労働者が共通の利益を守るため、さらなる処遇改善のために団結して組織したものであり、法律で認められた組織です。
私たち労働者一人一人では弱い立場ですが、団結することで、使用者(聖隷福祉事業団)に対して対等な関係で、現場の困り事や労働問題、賃金の問題などを交渉していくことができます。
最近では、FRBパウエル議長が個人の給与が上がらない要因として労働組合の力についても発言がありました。
私たち労働者にとって、労働組合に加入し使用者側(聖隷福祉事業団)とともによりよい職場環境、処遇向上を訴えていく必要があり、それが私たちの利益にもつながり、会社の利益にもなります。
労働組合は、一人一人が主体の組織です。そのため、一人一人が参画していくことが大切です。
医療業界は働き方や賃金等で他業種にかなり遅れを取っています。他の病院に行けば大丈夫ということはありません。労働組合のある病院や福祉施設は多くはありません。歴史のある労働組合となるとかなり限られてしまいます。
また、働き方改革が進んでいっても安心はできません。制度と制度が徹底されているかは別問題です。しっかりと労働者が監視していくことが重要です。
労働組合に加入してよりよい職場を作っていきましょう!!そして、社会福祉法人として地域に貢献できるよう、聖隷福祉事業団で働く私たち自身のよりよい職場作りが重要です!!

加入パンフレット

聖隷労働組合の活動(詳細は組合の手引き参照)

以下の会議や検討会を労働組合の組織として行い、事業団と交渉や折衝、支部では職場の問題や課題について解決しております。

経営協議会:

使用者側と労働組合執行部で現在の事業団の経営状況の報告から、現在の労働問題や労働環境等について交渉する場

労使幹事会:

使用者側の担当者と労働組合執行部・支部担当者が参加し、現在の問題や課題について共有し問題解決について検討する場

中央執行委員会:

中央執行委員が参加し、今後の交渉の方針や運営などについて検討する場

支部執行委員会:

支部執行委員が参加し支部の課題について検討する場

職場委員会 :

職場委員と支部執行委員が参加し、支部の問題等について共有する場

専門部会

各専門部を組織し、中央執行委員と支部執行員の担当者が参加し、それぞれの役割について検討、進めていく場

ご加入を希望される方は下記のお問い合わせからお申し込みください。